2013年12月28日土曜日

Alfred Gratien Brut NatureとCuvée classique brutの飲み比べ(アルフレッド・グラシアン ブリュット・ナチュールとキュヴェ・クラッシック・ブリュット)

  
  
ブリュット・ナチュールを開けたので、比較としてクラッシック・ブリュットも開けてみた。まずはクラッシック・ブリュットのテイスティングノート。

・Alfred Gratien Cuvée classique brut(アルフレッド・グラシアン キュヴェ・クラッシック・ブリュット)
色は薄いシャンパンゴールド。泡が中央に太めの軸となり立ち昇り、表面でパチパチと音を奏でる。香りはまずフジリンゴ、高いトーンの香りがあり、トースト香もある。舌と口内で泡が少しだけ弾けて、それが口内で大きく膨らみ、鼻にはほわんとした果実とリンゴの香り。舌には泡がのり、フジリンゴのさっぱりした味わい。飲み口が軽く、軽やかで高い音階の旋律を奏でる。やはりグラシアン共通の都会的な洗練された味わい。

  
エチケットが赤っぽい方がクラッシックで、青っぽい方がナチュール。ミュズレ(王冠)の色はばらつきかもしれないがクラッシンクの方がクリーム色っぽい。味わいを比較すると、ナチュールは高いトーンで組み立てられた複雑な味わいもあり、飲み込んだあとにゆっくりと舌に酸味のあるリンゴの味わいがベールのようにのり、ゆっくりと降り積もる雪のようにじわじわを重みを与えてくる。また、ナチュールはグラスに注いだ後に味わいの変化が速いが自然なおいしさがある。ナチュールの方が好み。

Champagne Alfred Gratien(アルフレッド・グラシアン)
30, rue Maurice Cerveaux B.P. 3 51201 EPERNAY Cedex,France +33 03 26 54 38 20