2014年11月14日金曜日

MRさんコレクション 熟成したナチュラルワインを楽しむ会 その1 @アルルの食堂 urura

  
MRさんが所有する自然派ワインの会。場所は渋谷駅前の人混みから少し離れた場所にある「アルルの食堂 urura」さん。参加者は7名で14本。今回はコメントを控えなかったので記憶違いやコメントが混じっているものがあるかもしれません。

  
個室です。フロアの開放的な感じとは異なり、落ち着いた雰囲気。

  
Domaine De La Taille Aux Loups Montlouis Brut Tradition NV (Vintage 2000)
(ドメーヌ・ド・ラ・タイユ・オー・ループ モンルイ ブリュット・トラディション)
泡はほとんど感じないが、昔ながらの造りをした熟成した素直で落ち着きのある白ワインの味わい。

  
馬肉とサラダ。ハムやパテ、ブリュレ、オリーブ、パン。

  
Domaine De La Taille Aux Loups Montlouis sec Remus 2000
(ドメーヌ・ド・ラ・タイユ・オー・ループ モンルイ・セック・レミュ)
自然な味わい。すんなりと飲める。このヴィンテージで持っている人はいないだろうという貴重な品だそうです。

  
Domaine de la Sansonnière Anjou Les Vieilles Vignes des Blanderies 2000
(ドメーヌ・ド・ラ・サンソニエール アンジュ・ヴィエイユ・ヴィーニュ・デ・ブランドリ)
今までの2本とは異なり満ちたエネルギーを感じさせる。訴えてくる香り、こってりとした舌触りと口に含んでから出現する凝縮したエネルギーは7cmぐらいの塊で輪郭はなく、さまざまな要素が集まったような感覚。かといって要素として分離するわけではなく一体化した存在感がある。豊富な果実味と栗の風味が一体となり、こってりしているわけではなく、どちらかと言えばすっきりした口当たり。口に含んでから飲んだあとの余韻までエネルギーが口中央に留まり、その滞在時間が長い。こんなにもみなぎるエネルギーを発するシュナン・ブランは初めて。おいしい。

  
Domaine des Bois Lucas Touraine Sauvignon Blanc 2002 (No.1634)
(ドメーヌ・デ・ボア・ルキャ  トゥーレーヌ ソーヴィニヨン・ブラン)
アンジュと比較するとエネルギーは控えめで、線が細く、繊細さを感じさせる香りと味わい。蝶の触覚のようにスーっと先端に行くほど細くなりながら弧を描いて伸びて。スーっと伸びていくがそこにはミネラルの張りつめた感じはなく自然体。アンジュと比較になったからかもしれないが、どこか和装や華奢のある日本を感じさせる。また、微細なガスが舌をまんべんなく刺激する。(微発泡を感じたのがこのワインだったか自信なし・・)

  
Domaine St. Jean du Noviciat Mas du Novi 2013
(ドメーヌ・サン・ジャン・デュ・ノヴィシア マ・デュ・ノヴィ)
ご自宅で間違えて抜栓されてしまったというワイン。10日前の抜栓と考えるとパワフルで果実味が豊富、南国フルーツも合わさりボリュームもある。現状でもおいしく飲める。元は相当パワーがあったことを感じさせる。

  
Domaine de Chassorney Viniflie par Junko Arai Saint Roman Blanc Cuvee JF Reserve 2003 (No.39)
(ドメーヌ・ド・シャソルネイ サン・ロマン・ブラン キュヴェ・ジェイエフ・レゼルヴァ)
このワインだったか記憶が曖昧だが青さのある皮も含むバナナが香り、これはスターター酵母が起因ということでした。だが気にならず、特徴として飲める。また、言われるとサン・ロマンの香りと味わいがあるが、言われるまで気づかなかった。

  
Weingut Velich Tigrat Chardonnay 2000
(ウェイング・ウェリッヒ ティグラット シャルドネ)
オーストリアのワインだがブルゴーニュといわれても違和感ない味わい。ナチュラルワインだからなのか素直に飲める。

  
Domaine de Chassorney Puligny-Montrachet "Les Reuchaux" 2002
(ドメーヌ・ド・シャソルネイ ピュリニー・モンラッシェ レ・リュショ)
ピュリニーというと繊細さやミネラルの張りから気張ったような印象を受けるが、これは熟成も合わさってか一体感とやわらかさを兼ね備える。

  
  
スフレ。ふんわりして滑らかなプリンのような舌触り、香ばしさもあり、おいしい。

白はここまで。この後に赤ワインへ続く。